ヒップホップダンスの世界大会で銅メダルを獲得した西村さん(左)と矢口さん=習志野市役所
昨年夏、小中学生が参加するヒップホップダンスの世界大会で、銅メダルを獲得した習志野市在住の中学1年生、西村美海さん(13)と矢口千春さん(12)が同市役所を訪れ、宮本泰介市長から市長賞の表彰を受けた。世界大会の舞台は米国。2人は日本代表チームの一員としてバク転などアクロバティックな技を披露し、ストリートダンスの本場で高い評価を受けた。 2人は、7~8月に米国で開かれた世界大会「2023 WORLD HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP」に、日本代表チーム「KONAMI J.B.STAR」のメンバーとして出場した。 9人チームで約2分間の演技を披露し、7歳~12歳のジュニア部門で世界47チームのうち3位に輝いた。10~40人の大人数で踊る年齢制限のないメガクルー部門では7位を獲得した。 ダンスを始めたのは西村さんが4歳、矢口さんは5歳のとき。いずれも地元のスポーツクラブで習い始めた。現在は東京都内で活動する選抜チームでレッスンに励む。練習は主に学校が休みの日で、朝から夕方まで打ち込んでいるという。 ダンスの魅力について、西村さんは「終わった後の歓声や達成感が好き」。矢口さんは「はっちゃけられるのが好き」と熱を込めて語った。 今後は13歳~17歳の部門で金メダルを目指す。矢口さんは「踊る秒数が増えるので体力づくりを頑張りたい」。西村さんも「もっと技を磨きたい」と、そろってさらなる成長を誓った。 宮本市長は「市民に対して誇れる2人。今後も活躍して」とエールを送った。